魔法世界
- 世界:世界にはこの次元と魔次元がある。
- 魔法:魔力を使った業。
- この次元
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- この次元とは現存在が存在する次元。
- この次元とは魔次元に対して言う言葉。
- (この次元と魔次元は平行世界の概念ではない)。
- 大魔法
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- 魔力量と魔力圧が極めて大きい魔法のこと。
- 大魔法の定義は存在しないが、通常は1人で行使できない規模・効果の魔法を指して使う。
- テレスト体
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- この次元にあり、魔次元の対魔力集合に対応する。
- テレスト体は現存在に含まれるすべて(物体・魔素・力素・現象)の概念が1つになった概念。
- 魔素のように別の現存在へ転換することはできない。
- 活動魔素
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- 生物が生存するのに使用する魔素。
- 活動魔素はごく少量ながら生物から放出される。
- 儀式魔法
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- 魔法の規模・効果を高める目的で、1人または複数人によって儀式の形で行使される。
- しばしば大魔法の行使に利用される。
- 直接魔法、言語魔法、またはその混合を問わない。
- 鍵言
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- 魔法回路を励起するための鍵になる言葉。
- 意識的に接続できない非論理記憶上の魔法回路を、それと紐付けられた論理記憶上の鍵言を介して励起する。
- 現存在
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- この次元における物体、力素(りょくそ)、魔素、思念体やそれらがなす現象のこと。
- この次元においてテレスト体を除くすべてのこと。
- この次元における現存在は、魔次元における魔力集合と対応している。
- 言語魔法
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- 魔力器官を魔法回路によって動かして魔力を操作する魔法。
- 直接魔法と対にして使われる語。
- 魔法言語によって記述された魔法式を魔法回路として非論理記憶へ、それと紐付いた鍵言を論理記憶へそれぞれ記憶させ、鍵言を発して魔法回路を励起することで、魔力器官を魔法式(魔法回路)に従て動作させることで実現する。
- 魔法回路と鍵言を記憶させるには導入魔法を用いる。
- 言語魔法は直接魔法と比較して複雑な魔力操作が可能なため、複雑な魔力操作を必要とする治療魔法や補助魔法にしばしば用いられる。
- 思念体
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- 精神体が持った強い思念に対応する魔力集合が変質することで、思念自体が精神体を離れて独自に存在するようになったもの。
- 自由魔力
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- 魔力集合、対魔力集合、魔力固定力などになっていない魔力のこと。
- 世界
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- 世界はこの次元と魔次元で構成される。
- 生物における魔力・魔素
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- 生物はその生命活動に魔素を必要としていて、途絶えると死に至る。
- 生物は自身が使用する魔素を、魔力器官による魔力操作で生み出していて、これを活動魔素と呼ぶ。
- 生物であれば、魔次元における腕のような概念として、魔力器官が備わっている。
- 精神体
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- 精神を持った存在のこと。
- 精神体には精神を持つ生物、精霊、精神を持つ思念体などがある。
- 精神体は魔力集合の魔力結合力が強く、魔力による直接的な影響を受けにくい(このため治療魔法は難易度が高い)。
- 対魔力集合
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- 魔次元にある「対になった魔力」の集合体でこの次元のテレスト体と対応している。
- 対魔力集合は魔力固定力で維持されている。
- 直接魔法
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- 魔力器官を意識的に動かして魔力を操作する魔法。
- 言語魔法と対にして使われる語。
- 導入魔法
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- 魔法式を実行可能な魔法回路に変換して非論理記憶へ記憶させ、個々人の資質に合わせて環境整備する魔法。
- 飛ぶこと
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- 魔力集合は相互に影響し合うが、星の持つ引力の魔力集合は物体が飛ぶことを否定していて、その力が強力であるため魔法的に飛ぶことは非常に難しい。
- 非論理記憶
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- 言葉や文字として表現できない記憶のこと。
- 例えば歩き方のような説明できないが動かし方を知っているそれ。
- 魔次元
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- 魔次元とはこの次元と異なる、魔力がすべての最小単位として満ちている次元。
- 魔次元とはこの次元に対して使う。
- (この次元と魔次元は平行世界の概念ではない)。
- 魔術
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- 魔法師が使用する技能全般を指す言葉。
- しばしば魔法と同義に使用される。
- 魔素
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- この次元に存在している現存在の1つ。
- 魔力操作によって容易に作り出すことができる。
- 対応する魔力集合を操作することで他の現存在へ比較的容易に転換することができる。
- 他の現存在から魔素へ転換するのは比較的難しい。
- 魔法
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- 魔力器官を使用して魔力を操作することで物体、力素(りょくそ)、魔素、思念体やそれらが成す現象に干渉する方法。
- 前述を為すことを魔法の行使と呼ぶ。
- 魔法には次のような種類がある
- 直接魔法:意思で直接的に魔力器官を動かして魔力を操作する。
- 言語魔法:魔法回路によって魔力器官を動かして魔力を操作する。
- 儀式魔法:1人または複数人で儀式的に魔法を行使する。
- 魔法と魔術についてそれぞれに定義が存在するが、しばしば同義に使用される。
- その他
- 魔法の付与:魔道具や。
- 飛ぶこと。
- 生物における魔力・魔素。
- 魔法の行使
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- 魔力器官を使用して魔力を操作することで物体、力素(りょくそ)、魔素、思念体やそれらが成す現象に干渉すること。
- 魔法の行使について次のような概念がある
- 魔力量:魔力量が大きいと魔法の(効果にかかわらず)規模が大きい。
- 魔力圧:魔力圧が大きいと魔法の(規模にかかわらず)効果が大きい。
- 大魔法:魔力量と魔力圧が極めて大きい、即ち規模と効果が極めて大きい魔法のこと。
- 魔法力:魔法力が大きいと規模と効果の大きい魔法を行使でき、また行使回数が多い。
- 魔法の付与
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- 魔法を魔法石へ書き込むこと。または魔法具などを作る際にその魔法石を取り付けること。
- 魔法付与の手順
- A魔法回路。
- B魔素 に書き込む。
- C魔法石 に添加する(保存する)。
- D道具など 取り付ける(付与する)。
- 魔法発動の仕組み
- 魔力。
- 魔力集合 B魔素の魔力集合へ送る。
- B魔素 が活性化する。
- A魔法回路 が励起される。
- 魔法 が発動する。
- 魔法回路
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- 魔法を魔法言語で魔法式として記述し、実行可能な状態になったもの。
- 魔法言語
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- 魔法式を記述するための言語。
- 魔法言語は新たに開発することが可能で、しばしば国家、軍、特別な個人などによって独自のものを使用している。
- 魔法式
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- 魔法を魔法言語で記述したもの。
- 魔法式を記述して製本したものを魔法書と呼び、言語魔法の導入に用いられる。
- 魔法書
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- ひとまとまりの魔法式が記述された本のこと。
- 魔法書を導入魔法によって使用すると、魔法回路成立の影響で魔素に変換されて魔導書としては消失する。
- 簡単な魔法は魔法式が短く紙数枚程度に収まるため安価で多く庶民へ出回っているが、高度な魔法は魔法式が長く分厚い魔法書となり高価で貴族や高位の神官にしか手に入らない。
- 魔法力
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- 魔力器官の体力と言い換えることができる。
- 魔力素をこの次元から見た概念。
- 魔法を行使できる総量に関係する。
- 魔力
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- 魔次元におけるすべての最小単位で、魔力集合、対魔力集合、魔力固定力などを構成している。
- 上記などを構成していない自由な状態の魔力を自由魔力と呼ぶ。
- 魔力圧
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- 魔力への影響力。
- 魔力圧は魔法の効果に関係する。
- 魔力器官
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- 生物が持つ魔次元の器官で、魔力で構成されていて、魔力を操作することができる。
- 魔次元における腕のような概念。
- 魔力結合力
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- 魔力結合力。
- 魔力集合を構成する魔力が現状を維持しようとする力。
- 魔力集合
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- 魔次元にある魔力の集合体で現存在と対応している。
- 魔力集合は魔力結合力で維持されている。
- 魔力集合を操作することで現存在を発生、変更、消滅させられる。
- 魔力素
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- 魔力素はエネルギーに似た概念。
- 魔力素も魔力で構成されるため、エネルギーとは異なる概念。
- 魔法力を魔次元側から見た概念。
- 魔力素が続く限り魔法の行使が可能。
- 魔力素が尽きると魔法を行使不能になる。
- 魔力量
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- 単位時間内に操作された魔力の量のこと。
- 魔力量は魔法の規模に関係する。
- 力素(りょくそ)
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- 力素はエネルギーに相当する。
- エネルギーの代替表現。
- 論理記憶
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- 言葉や文字として表現できる記憶のこと。